vs 胡桃

こんにちは

 

朝夕の日の短さが感じられるようになってきましたね。涼しくなってくると虫の音も寂しげに聞こえてくるから不思議です…。

 

先日お伝えした「胡桃の実を収穫」の続編です。

 

 

外皮を取り除き、綺麗に洗浄して天日干し、が上の状態。綺麗に出来ているなあと自画自賛。しかし、ここまでがなかなか大変なのです…。

 

今回は一週間ほど水につけて緑の外皮が柔らかくなるのを待ちました。水の色は茶色く濁り、臭いがしてきました、あまり臭いが付いてもなあと外皮がまだ固いのに洗浄開始。ケルヒャー高圧洗浄機を活用してガシガシ外皮を取り除いていきます。

 

胡桃の渋の色でかなり汚れるので上着だけを不要なシャツに着替えて作業しました。ゴム手袋をせずに…。去年はスタッフが頑張ってくれたので、後が大変なことを忘れてしまったのか…、後悔しても遅し。

（固く張り付いた外皮を取り除くのはゴム手袋だとやりにくいのです…）

 

結果がこちら！

 

指先が茶黒く染まり、爪は茶オレンジ色に………。経験上、一週間ほど落ちないはずです。今回は早めに作業したので渋の色が今までの中では薄めなのが、不幸中の幸いでしょうか。

 

 

 

しかし、今回はこの早めに作業したことがさらなる悲劇に…。

 

高圧洗浄機を使用したことがある方は分かるかもしれませんが、かなり水圧の強さです。その圧力で外皮をえぐり取るような感じでバリバリと飛ばしながら作業を続けます、外で一人の作業、マスクも外して…。おでこや鼻、唇や頬に若い緑色の外皮が付着、少しヒリヒリするなあと思いましたが、自分の皮膚は強いはずと意味不明の自信から作業続行。結果、かぶれてしまいました、触るとイタイです…。

 

 

皆さん、胡桃の汁はカブれますよ！気をつけて！

 

 

 

でも不思議なのは今まで何年も気にせず、バリバリと作業をしてきたのに、カブれたことは無かった…。そういえば緑の外皮の汁はカブれますと調べた時に何かに書いてあった、もしかすると、茶色くなるまで土に埋めたりするのは柔らかく洗浄しやすくするだけでなく、カブれないようにするためかも、など仮説を立てて楽しんでいる店主です。

課題としては①緑の外皮を取り除くには別の方法が必要②臭いや色をなるべく抑えられる外皮の発酵方法を調べること、でしょうか。

 

亡き胡桃の師匠に聞きたいことがたくさんでてきますね。

 

 

 

 

夏の終わりに…  店主