竹林寺

こんにちは

 

 

昨日に続いて珍しく連日投稿の店主です。

 

3月はホワイトデーも有り、日々忙しくなかなかアップ出来なかったことも

 

ありますが、実は21日、22日で高知県の竹林寺へ訪問しておりました。

 

そうです。堀部さんが設計された『納骨堂』がある、あの竹林寺さんです。

 

 

おかげさまで義弟がやっている「工房さ竹」の家具を竹林寺さんの

 

庫裏（くり）の改装に採用され、納品のお手伝いをするということが

 

表向きの訪問理由です。ずっと伺いたいと念じておりましたので、

 

納品に高知県まで行くと聞き、これ幸いと乗っかることにしました。

 

家族とスタッフと共に片道550km、AM5:00に出発です。佐竹氏とは

 

現地で待ち合わせ。明石海峡大橋を越え、人生初の四国入り。

 

香川うどんを食す予定が徳島ラーメンに変わってしまった以外は順調に

 

竹林寺さんに着きました。

 

 

竹林寺さんでの様子は堀部さんの展覧会の短編映画や本の写真のほうが美しく、

 

伝える力があると思いますのでここでは少しだけご紹介します。

 

 

正門の前に立ち、奥の方まで続く階段を見上げると雨上がりのしっとりとした

 

雰囲気の中、その佇まいにいきなり心が鷲掴みされたようでした。

 

物量ではない、時間の重み、静寂な中での音の響きや重なり具合、空気の清々しさなど

 

１段登る度に心が洗われるような不思議な幸せな時間を過ごしました。

 

パワースポットとはよくぞ言ったものですね。体の芯まで清純な力を満たして頂いた

 

気持ちになりました。

 

いよいよ、納骨堂へ。ずっと昔から存在していたような小道を通り、時間を

 

集約するような感覚で納骨堂に着きました。あまり中で長居をするわけには

 

いかない場所と考えておりましたので一通り見せていただいて戻りました。

 

私の感想は　「対面する」「向き合う」です。先祖と？自分と？未来と？

 

やっぱりうまく伝えられないですね。早々に断念です。

 

是非一度行ってみてください。

 

　　　

 

その後、家具の搬入のお手伝いをさせて頂きました。

 

庫裏（くり）とは、「寺院の僧侶の居住する場所」　つまり、住職のお住まいです。

 

堀部氏が設計された美しい住居に家具を納めさせて頂きました。

 

ボスケのテーブルも同じですが、無垢の家具は結構重いですね。

 

新築のお住まいに傷を付けてはならないと緊張の時間でした。

 

その後、竹林寺住職さまと奥さまにお茶を入れて頂き、少しお話をさせて頂きました。

 

堀部氏に依頼するに至った経緯、国名勝指定庭園の縛りなどレアなお話を伺うことが

 

できて面白かったです。

 

今回改めて感じたことは堀部さんや堀部事務所のスタッフの方々の丁寧な仕事ぶり、

 

施主との丁寧な関わり方が価値観を共有出来る理由の一つではないかということです。

 

 

建築設計とケーキ＆カフェ、業種は違えど、私もお客様と価値観を分かち合えるような

 

丁寧な仕事をしていきたいと思うのです。

 

 

 

 

最後の方、真面目になってしまいましたのでそのままマジメに商品の紹介です。

 

 

「木立ロール・サクラサク」１本　1,680円、カット　388円

 

桜の焼印を咲かせた春の祝限定のロールケーキです。

 

ピスタチオ風味の生地にグリヨットチェリーのコンフィチュールを混ぜた

 

生クリーム＋カスタードクリーム。

 

生産数に限りがありますので内祝等でご入用のお客様は御予約がオススメです。